7月度のセミナーレポート
職場の安全衛生管理やメンタルヘルスに関するトピックなどを取り上げ、保健師や公認心理師等がわかりやすくお伝えする小規模勉強会を開催いたしました。
7月度は「健康経営~今からできる従業員の健康保持増進の取り組み~」をテーマとしたセミナーとなり、製造業、運送業、サービス業など幅広い業種の人事労務のご担当者に集まりいただきました。
事前アンケートでは、「健康経営ではどういう取り組みをすればよいのか?」「他社の健康経営の取り組み事例について聞いてみたい」というご意見をいただきました。
健康経営に何が必要であるかについては健康経営優良法人認定(※)の認定項目にも細かく示されておりますので、認定項目を参考にしながら説明しつつ、ご参加された皆様の各社での取り組みについてもお話いただいたところ、
- 保健師による健康セミナーを実施している
- 野菜摂取の充足度を確認している
- 商工会でメンタルヘルス検定の受検を推進している
- 人間ドックや女性の乳がん検診について会社補助を行っている
- 年に1回のライフスタイル調査の実施やその結果に基づいたセミナーを行っている
- メタボリックシンドロームの恐れがある従業員に対して、目標達成ごとにインセンティブを付与している
- ウォーキングイベントなどの体験型セミナーを企画している
など、どの企業様も自社の健康経営に対して高い関心を持ち、独自の取り組みを行っておられるようでした。
最後に健康経営優良法人認定についても触れさせていただきました。セミナーではブライト500取得には情報発信の重みづけが大きいようであるとお伝えしておりましたが、今年度については情報発信に加え、健康経営に対するPDCAの評価に重きが置かれているようです。
事後アンケートでは、他社の取り組みを聞けたことが、とても参考になり良かったという感想もいただいており、健康経営に興味を持っておられるご担当者様にとってよりよい勉強会となっていれば幸甚です。
ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。
※1 健康経営は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。